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2sam 1:12

彼らは、サウルのため、その子ヨナタンのため、また、主の民のため、イスラエルの家のためにいたみ悲しんで泣き、夕方まで断食した。彼らが剣に倒れたからである。

2sam 1:13

ダビデは自分に報告した若者に言った。「おまえはどこの者か。」若者は答えた。「私はアマレク人で、在留異国人の子です。」

2sam 1:14

ダビデは言った。「主に油そそがれた方に、手を下して殺すのを恐れなかったとは、どうしたことか。」

2sam 1:15

ダビデは若者のひとりを呼んで言った。「近寄って、これを打て。」そこで彼を打ち殺した。

2sam 1:16

そのとき、ダビデは彼に言った。「おまえの血は、おまえの頭にふりかかれ。おまえ自身の口で、『私は主に油そそがれた方を殺した』と言って証言したからである。」

2sam 1:17

ダビデは、サウルのため、その子ヨナタンのために、この哀歌を作り、

2sam 1:18

この弓の歌をユダの子らに教えるように命じた。これはヤシャルの書にしるされている。

2sam 1:19

「イスラエルの誉れは、おまえの高き所で殺された。ああ、勇士たちは倒れた。

2sam 1:20

これをガテに告げるな。アシュケロンのちまたに告げ知らせるな。ペリシテ人の娘らを喜ばせないために。割礼のない者の娘らを勝ち誇らせないために。

2sam 1:21

ギルボアの山々よ。お前たちの上に、露は降りるな。雨も降るな。いけにえがささげられた野の上にも。そこでは勇士たちの盾は汚され、サウルの盾に油も塗られなかった。

2sam 1:22

ただ、殺された者の血、勇士たちのあぶらのほかは。ヨナタンの弓は、退いたことがなく、サウルの剣は、むなしく帰ったことがなかった。

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