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- joel 2: 3
- 彼らの前では、火が焼き尽くし、彼らのうしろでは、炎がなめ尽くす。彼らの来る前には、この国はエデンの園のようであるが、彼らの去ったあとでは、荒れ果てた荒野となる。これからのがれるものは一つもない。
- joel 2: 4
- その有様は馬のようで、軍馬のように、駆け巡る。
- joel 2: 5
- さながら戦車のきしるよう、彼らは山々の頂をとびはねる。それは刈り株を焼き尽くす火の炎の音のよう、戦いの備えをした強い民のようである。
- joel 2: 6
- その前で国々の民はもだえ苦しみ、みなの顔は青ざめる。
- joel 2: 7
- それは勇士のように走り、戦士のように城壁をよじのぼる。それぞれ自分の道を進み、進路を乱さない。
- joel 2: 8
- 互いに押し合わず、めいめい自分の大路を進んで行く。投げ槍がふりかかっても、止まらない。
- joel 2: 9
- それは町を襲い、城壁の上を走り、家々によじのぼり、盗人のように窓から入り込む。
- joel 2:10
- その面前で地は震い、天は揺れる。太陽も月も暗くなり、星もその光を失う。
- joel 2:11
- 主は、ご自身の軍勢の先頭に立って声をあげられる。その隊の数は非常に多く、主の命令を行なう者は力強い。主の日は偉大で、非常に恐ろしい。だれがこの日に耐えられよう。
- joel 2:12
- 「しかし、今、――主の御告げ――心を尽くし、断食と、涙と、嘆きとをもって、わたしに立ち返れ。」
- joel 2:13
- あなたがたの着物ではなく、あなたがたの心を引き裂け。あなたがたの神、主に立ち返れ。主は情け深く、あわれみ深く、怒るのにおそく、恵み豊かで、わざわいを思い直してくださるからだ。
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