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- mark 14:56
- イエスに対する偽証をした者は多かったが、一致しなかったのである。
- mark 14:57
- すると、数人が立ち上がって、イエスに対する偽証をして、次のように言った。
- mark 14:58
- 「私たちは、この人が『わたしは手で造られたこの神殿をこわして、三日のうちに、手で造られない別の神殿を造ってみせる』と言うのを聞きました。」
- mark 14:59
- しかし、この点でも証言は一致しなかった。
- mark 14:60
- そこで大祭司が立ち上がり、真ん中に進み出てイエスに尋ねて言った。「何も答えないのですか。この人たちが、あなたに不利な証言をしていますが、これはどうなのですか。」
- mark 14:61
- しかし、イエスは黙ったままで、何もお答えにならなかった。大祭司は、さらにイエスに尋ねて言った。「あなたは、ほむべき方の子、キリストですか。」
- mark 14:62
- そこでイエスは言われた。「わたしは、それです。人の子が、力ある方の右の座に着き、天の雲に乗って来るのを、あなたがたは見るはずです。」
- mark 14:63
- すると、大祭司は、自分の衣を引き裂いて言った。「これでもまだ、証人が必要でしょうか。
- mark 14:64
- あなたがたは、神をけがすこのことばを聞いたのです。どう考えますか。」すると、彼らは全員で、イエスには死刑に当たる罪があると決めた。
- mark 14:65
- そうして、ある人々は、イエスにつばきをかけ、御顔をおおい、こぶしでなぐりつけ、「言い当ててみろ」などと言ったりし始めた。また、役人たちは、イエスを受け取って、平手で打った。
- mark 14:66
- ペテロが下の庭にいると、大祭司の女中のひとりが来て、
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