検索結果（新共同訳）

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1ma 12: 1

◆ローマおよびスパルタとの友好関係の更新　ヨナタンはこの好機に、使者を選んでローマに派遣し、ローマとの友好関係を確認し、それを更新した。

1ma 12: 2

彼は、スパルタや他の地にも同じ趣旨の書簡を送った。

1ma 12: 3

使者はローマに行き、元老院に赴いて、「大祭司ヨナタンとユダヤ民族がわたしたちをここに派遣したのは、これまでの相互の同盟関係を更新するためであります」と言った。

1ma 12: 4

そこで元老院は、彼らに書簡を渡した。それは各地の役人にあてたもので、使者がユダの地に無事に帰れるよう配慮せよとの趣旨であった。

1ma 12: 5

以下はヨナタンがスパルタ人あてに書いた書簡の写しである。

1ma 12: 6

「大祭司ヨナタンと民の長老会議と祭司たち、およびユダヤ人のすべての民から、兄弟であるスパルタの方々に挨拶を送る。

1ma 12: 7

かつてあなたがたの王アリオスから大祭司オニアにあてて、あなたがたは我々の兄弟であるという趣旨の書簡が送られてきた。その写しをここに添える。

1ma 12: 8

オニアは使者を丁重に迎え、同盟と友好を明示した書簡を受理した。

1ma 12: 9

我々は、聖なる書物を持つことによって励まされているので、これらのことは必要ではないのだが、

1ma 12:10

あなたがたとの兄弟としての友好関係を更新するため、あえて書簡を送ることにした。それは、あなたがたと疎遠にならないようにするためであり、あなたがたからの書簡も、久しく絶えているからである。

1ma 12:11

我々は、この間いつも、祝祭日や定められたその他の記念日に、あなたがたを覚えていけにえを献げ、祈りの中でも覚えてきた。兄弟のことを思い起こすのは当然のことだからである。

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