検索結果（新共同訳）

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2ma 3:32

大祭司は、これはヘリオドロスに対するユダヤ人の陰謀だ、と王に誤解されるのを恐れ、この男の助命のためにいけにえを献げた。

2ma 3:33

大祭司が神に贖いのいけにえを献げていると、さきの若者たちが同じ服装で再び現れ、ヘリオドロスの前に立って言った。「大祭司オニアにあつく感謝せよ。主は彼に免じて、お前に命を恵んでくださったのだ。

2ma 3:34

天からの鞭を思い知ったからには、お前は、率先して神の偉大な力を万人に宣べ伝えるのだ。」こう言って、彼らは消え去った。

2ma 3:35

ヘリオドロスは主にいけにえを献げ、命を救ってくださったことにあつい感謝の祈りをし、更にオニアにも感謝し、兵を率いて王のもとに帰った。

2ma 3:36

ヘリオドロスは、自分が目撃したばかりの大いなる神の業を、一部始終にわたって、すべての人に進んで証言した。

2ma 3:37

もう一度エルサレムに派遣するのには、どんな人物が適当か、と王に問われたとき、彼はこう答えた。

2ma 3:38

「もし王に敵対する者や謀反人がいるようでしたら、その者をお遣わしください。仮に命を落とさないまでも、さんざん鞭打たれて戻ってくることになるでしょう。間違いなくあそこには、神の軍勢が宿っているのです。

2ma 3:39

天にお住まいの方が、かの聖所の守護者、助け手であって、悪事をたくらんでやって来る者を討ち滅ぼしてしまわれます。」

2ma 3:40

以上がヘリオドロスと、宝庫の守護に関する物語である。

2ma 4: 1

◇アンティオコス・エピファネスのもとでの迫害　さて財宝と祖国をざん訴した例のシモンは、今度はオニアの悪口を言い、「ヘリオドロスを襲い、諸悪の元になったのは彼だ」と言って、

2ma 4: 2

この都の功労者、同胞の保護者、律法の熱愛者を、強引に謀反人呼ばわりした。

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