検索結果（新共同訳）

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dan 6:21

洞窟に近づくと、王は不安に満ちた声をあげて、ダニエルに呼びかけた。「ダニエル、ダニエル、生ける神の僕よ、お前がいつも拝んでいる神は、獅子からお前を救い出す力があったか。」

dan 6:22

ダニエルは王に答えた。「王様がとこしえまでも生き永らえられますように。

dan 6:23

神様が天使を送って獅子の口を閉ざしてくださいましたので、わたしはなんの危害も受けませんでした。神様に対するわたしの無実が認められたのです。そして王様、あなたさまに対しても、背いたことはございません。」

dan 6:24

王はたいそう喜んで、ダニエルを洞窟から引き出すように命じた。ダニエルは引き出されたが、その身に何の害も受けていなかった。神を信頼していたからである。

dan 6:25

王は命令を下して、ダニエルを陥れようとした者たちを引き出させ、妻子もろとも獅子の洞窟に投げ込ませた。穴の底にも達しないうちに、獅子は彼らに飛びかかり、骨までもかみ砕いた。

dan 6:26

ダレイオス王は、全地に住む諸国、諸族、諸言語の人々に、次のように書き送った。「いっそうの繁栄を願って挨拶を送る。

dan 6:27

わたしは以下のとおりに定める。この王国全域において、すべての民はダニエルの神を恐れかしこまなければならない。この神は生ける神、世々にいまし／その主権は滅びることなく、その支配は永遠。

dan 6:28

この神は救い主、助け主。天にも地にも、不思議な御業を行い／ダニエルを獅子の力から救われた。」

dan 6:29

こうしてダニエルは、ダレイオスとペルシアのキュロスの治世を通して活躍した。

dan 7: 1

◆四頭の獣の幻／バビロンの王ベルシャツァルの治世元年のことである。ダニエルは、眠っているとき頭に幻が浮かび、一つの夢を見た。彼はその夢を記録することにし、次のように書き起こした。

dan 7: 2

ある夜、わたしは幻を見た。見よ、天の四方から風が起こって、大海を波立たせた。

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