検索結果（新共同訳）

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esg E: 2

多くの者は、恩人からこの上もない愛顧を受けて重んじられるにつれ、ますますうぬぼれ、

esg E: 3

予の配下の者に害を加えようとするのみならず、その地位に満足できなくなり、自分の恩人に対する陰謀まで企てるようになる。

esg E: 4

このやからは、人々から感謝の心を取り去るばかりか、道をわきまえない人々のお世辞に乗せられて、常に万物の上に目を注いでおられる神の、悪を憎む裁きを免れうるとさえ思い込む。

esg E: 5

また、権威ある職務に就けられた多くの者が、政務をゆだねられた友人たちの悪影響を受けて罪のない者の血の共犯者となり、致命的な災いに巻き込まれたり、

esg E: 6

主権者たちの純粋な善意を、悪意に満ちた事実無根の偽りの言葉で欺いたりするということはしばしばあった。

esg E: 7

我々に伝えられている古い歴史をひもとくまでもなく、こういったことは、身近に起こっていることを、たとえば権力を握る資格のない者の腐敗によって行われている犯罪を調べてみれば、明らかとなるであろう。

esg E: 8

従って、予は将来のことに目を向け、国家を秩序あるものにして万民が平和に過ごせるようにする必要があると考える。

esg E: 9

そのためには方針を改め、視野に入ってくることを常に公正な態度で判断しなければならない。

esg E:10

ところで、ハメダタの子ハマンはマケドニア人であり、実際はペルシア人の血を引かない異国人で、予の情けを受けるには全く値しない者であったが、優遇され、

esg E:11

万民に対する予の友情の恩恵に浴し、その結果、『我らの父』と呼ばれ、王位に次ぐ地位にある者として万民によってあがめられるほどであった。

esg E:12

ところが、彼はその高慢な心を抑えきれず、予の覇権と命までも奪い取ろうとたくらみ、

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