検索結果（新共同訳）

↑　↓

lam 4:12

わたしたちを苦しめる敵が／エルサレムの城門から入るなどと／地上の王の誰が／この世に住む誰が、信じえたであろう。

lam 4:13

これはエルサレムの預言者らの罪のゆえ／祭司らの悪のゆえだ。エルサレムのただ中に／正しい人々の血を注ぎ出したからだ。

lam 4:14

彼らは血に汚れ／目は見えず、街をさまよう。その衣に触れることはだれにも許されない。

lam 4:15

「去れ、汚れた者よ」と人々は叫ぶ。「去れ、去れ、何にも触れるな」と。「こうしてさまよい歩け」と国々は言う。「再びここに住むことはならない」と。

lam 4:16

主は御顔を背け／再び目を留めてはくださらない。祭司らは見捨てられ／長老らは顧みられない。

lam 4:17

今なお、わたしたちの目は／援軍を求めていたずらに疲れ／救ってはくれない他国をなお見張って待つ。

lam 4:18

町の広場を歩こうとしても／一歩一歩をうかがうものがある。終りの時が近づき、わたしたちの日は満ちる。まさに、終りの時が来たのだ。

lam 4:19

わたしたちに追い迫る者は／空を飛ぶ鷲よりも速く／山々にわたしたちを追い回し／荒れ野に待ち伏せる。

lam 4:20

主の油注がれた者、わたしたちの命の息吹／その人が彼らの罠に捕えられた。異国民の中にあるときも、その人の陰で／生き抜こうと頼みにした、その人が。

lam 4:21

娘エドムよ、喜び祝うがよい／ウツの地に住む女よ。お前にもこの杯は廻って来るのだ。そのときは、酔いしれて裸になるがよい。

lam 4:22

おとめシオンよ、悪事の赦される時が来る。再び捕囚となることはない。娘エドムよ、罪の罰せられる時が来る。お前の罪はことごとくあばかれる。

↓