検索結果（新共同訳）

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let 12

自分の上に神殿の埃が積もるために、顔をふいてもらう有様です。

let 13

また、地方総督のように笏を持ってはいますが、自分に対して罪を犯す者を殺すことができません。

let 14

右手に短剣や斧を持ってはいますが、戦争や盗賊から身を守ることもできません。このように、それらの像が神でないことははっきりしているのですから、恐れてはなりません。

let 15

人間が作った器は、壊れてしまえば何の役にも立ちませんが、

let 16

彼らの神々の像も同じようなもので、神殿に据えられているだけのものです。その目は、出入りする人々がたてる埃にまみれています。

let 17

また、王に危害を加えた者を死刑にするとき城門を閉ざすように、祭司たちは神殿を扉と鍵とかんぬきで固めて、盗賊に略奪されないようにします。

let 18

祭司たちは必要以上にともし火をともしますが、神々の像はそのともし火一つ見ることができないのです。

let 19

神々の像は、あたかも神殿の梁のようなもので、よく言われるように、その内部は虫に食われています。地からわいた虫が体や衣をかじっても、何も感じません。

let 20

その顔は神殿に漂う煙で黒ずんでいます。

let 21

その体や頭の上を、こうもりやつばめ、小鳥が飛び交い、猫までやって来ます。

let 22

このようなことで、それらの像が神でないことは分かるはずですから、恐れてはなりません。

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