検索結果（新共同訳）

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sir 12: 6

いと高き方御自身も、罪人を憎み、／不信仰な人にあだを返される。［主は、報復の日まで、彼らを監視しておられる。］

sir 12: 7

善人には与えよ。しかし、悪人には援助するな。

sir 12: 8

◆友と敵について　幸福なときには、真の友を見分けられない。不幸なときには、だれが敵かはっきりする。

sir 12: 9

人が幸福なときには、敵はねたみ、／不幸なときには、友でさえ離れていく。

sir 12:10

決して敵を信用するな。彼の悪意は、緑青のように、人をむしばむ。

sir 12:11

謙遜な態度をとり、腰を低くしてやって来ても、／用心して、彼を警戒せよ。彼に対するときは、鏡を磨くように自分を磨け。絶えず磨いていれば、／彼のさびで害を受けることはない。

sir 12:12

彼を傍らに立たせるな。さもないと、お前を押しのけて、／お前の地位を奪うだろう。彼を右側に座らせるな。さもないと、お前の座をねらうだろう。そのときになって、わたしの言葉を悟り、／わたしが語った言葉を思い出しても、／後悔するだけだ。

sir 12:13

蛇使いが蛇にかまれ、／猛獣使いが獣にかまれたとしても、／だれが同情するだろうか。

sir 12:14

罪人に近づき、／その悪にむしばまれる者も同じである。

sir 12:15

彼は、お前がうまくいっているときには、／一緒にいるが、／落ちぶれたときには、離れ去ってしまう。

sir 12:16

敵は、口先では甘いことを言っても、／心ではお前を穴に陥れようとたくらんでいる。敵は、目に涙を浮かべても、／折さえあれば殺そうと、血に飢え渇いている。

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