検索結果（新共同訳）

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sir 13:10

深入りするな。深入りするとはねつけられる。だが、遠ざかっていてもいけない。忘れられてしまうから。

sir 13:11

彼と対等に話ができるなどと、思い上がるな。彼が多くの言葉をかけてくれたからといって、／いい気になるな。はずむ話は、お前を試すためであり、／ほほ笑みながらもお前を探っているのだ。

sir 13:12

彼は打ち明け話を心にとどめず、／情けを知らず、／虐待したり投獄したりすることを意に介さない。

sir 13:13

お前は、自分の秘密を守り、よくよく用心せよ。極めて危ない橋を渡っているのだから。

sir 13:14

［これらのことを聞いたら、眠りから目を覚ませ。生涯、主を愛せよ。主に呼びかけて、救いを求めよ。］

sir 13:15

◆金持ちと貧しい人　生き物はすべて、その同類を愛し、／人間もすべて、自分に近い者を愛する。

sir 13:16

すべての生物は類をもって群れ集まり、／人間も、自分に似た者と固く結び付く。

sir 13:17

狼と小羊とがどうして共存できようか。罪人と信仰深い人もこれと同じである。

sir 13:18

ハイエナと犬は、どうして仲良くできようか。金持ちと貧しい者が、どうして和を保ちえよう。

sir 13:19

荒れ野のろばが、獅子の餌食となり、／貧乏な人は、金持ちに食い荒らされる牧草となる。

sir 13:20

高慢な人にとって、謙遜が忌まわしいように、／金持ちにとって、貧乏な者は忌まわしい。

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