検索結果（新共同訳）

↑　↓

sir 16: 3

彼らが長生きするものと当てにするな。その数の多いことを頼みとするな。［お前は、思いがけない悲しみに打ちひしがれる。彼らの最期を、突然、知ることになるからだ。］／主を畏れる一人の子は、千人の子にまさり、／不信仰な子を持つよりは、／子を持たずに死ぬ方がましだ。

sir 16: 4

一人の聡明な人は、町を繁栄させ、／無法者の一味は、消えうせる。

sir 16: 5

◆罪人に対する神の怒り　わたしは、次に述べるようなことを、／数多くこの目で見、／それよりもひどいことを、この耳で聞いた。

sir 16: 6

罪人の集まる所に、焼き尽くす火が燃え上がり、／反逆の民の間に、神の怒りが燃え盛った。

sir 16: 7

主は、いにしえの巨人たちを容赦されなかった。彼らは、その力を誇って、反逆したからである。

sir 16: 8

主は、ロトが住む町を見逃されなかった。人々の高慢を忌み嫌われたからである。

sir 16: 9

主は、滅ぶべき民に、憐れみを示されず、／彼らは、その罪によって、滅びうせた。［主は、これらすべてのことを、／心のかたくなな諸国民に対して行い、／多くの聖なる人たちの願いにも、／動かされることはなかった。］

sir 16:10

また、かたくなな心をもって集まった／六十万の兵士たちの場合も同じであった。［主は、鞭打ったり、憐れんだり、／打ちたたいたり、いやしたりしながら、／慈しみと懲らしめをもって、彼らを守られた。］

sir 16:11

かたくなな者が、一人だけだとしても、／罰を受けずに済むならば、驚くべきことだ。憐れみと怒りは、ともに主のものであり、／贖う力、怒りを浴びせる力を／主は持っておられる。

sir 16:12

その憐れみが深いように、とがめもまた厳しい。主は、人を、それぞれの業によって裁かれる。

sir 16:13

罪人は、略奪した物を抱えて／逃げおおせることはできない。主は、信仰深い人にいつまでも忍耐を／強いることはなさらない。

↓