検索結果（新共同訳）

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sir 27: 4

◆言葉と心の思い　ふるいを揺さぶると滓が残るように、／人間も話をすると欠点が現れてくるものだ。

sir 27: 5

陶工の器が、かまどの火で吟味されるように、／人間は論議によって試される。

sir 27: 6

樹木の手入れは、実を見れば明らかなように、／心の思いは話を聞けば分かる。

sir 27: 7

話を聞かないうちは、人を褒めてはいけない。言葉こそ人を判断する試金石であるからだ。

sir 27: 8

◆真実　正しくあろうと努めるならお前はそうなれるし、／祭服のように足もとまで正しさを身にまとう。

sir 27: 9

鳥が類を求めて群れて休むように、／真実も、それを行う者たちの所へ戻って来る。

sir 27:10

獅子が獲物を待ち伏せるように、／罪も、不正を志す者を待ち伏せる。

sir 27:11

◆愚か者の話　信仰深い人の話には、常に知恵がある。愚か者は、月の形のように変わる。

sir 27:12

良識を欠く者たちとは時を過ごすな。思慮に富む人たちとは、長くいるようにせよ。

sir 27:13

愚か者の無駄口は不快感を与え、／彼らは、罰当たりなことを笑い楽しむ。

sir 27:14

みだりに呪う人の話には、身の毛がよだち、／彼らの言い争いには耳を覆いたくなる。

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