検索結果（新共同訳）

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wis 13: 6
とはいえ、この人々の責めは軽い。神を探し求めて見いだそうと望みながらも、／彼らは迷っているのだ。
wis 13: 7
造られた世界にかかわりつつ探求を続けるとき、／目に映るものがあまりにも美しいので、／外観に心を奪われてしまうのである。
wis 13: 8
だからといって彼らも弁解できるわけではない。
wis 13: 9
宇宙の働きを知り、／それを見極めるほどの力があるなら、／なぜそれらを支配する主を／もっと早く見いだせなかったのか。
wis 13:10
◆偶像崇拝　命のないものに望みをかける人々は惨めだ。彼らは、人の手で造られたものを神々と呼ぶ。技術の生み出した金銀の作品、／動物の像、／昔の人が加工した役に立たない石などを。
wis 13:11
一人のきこりが手ごろな木を切り出し、／その皮をすべて念入りにはぎ、／巧みに手を加えて、／生活に役立つ器具を造り上げた。
wis 13:12
仕事に使った木材の余りを燃やして、／食事を準備し、空腹を満たそうとした。
wis 13:13
そのまた残りの、何の役にも立たない／ねじ曲がった、節目だらけの木片を、／仕事の合間に取り上げて注意深く彫った。暇つぶしとして巧みに形を整え、／それを人の姿に造り上げた。
wis 13:14
取るに足りない何かの動物に似せ、／朱を使って表面を赤く色づけ、／汚れをすべて塗り隠した。
wis 13:15
ふさわしい住みかをしつらえ、／壁の中に据え置いて、金具で固定した。
wis 13:16
こうして、木像が落ちないように工夫した。その像が自分では何もできないことを／彼は知っていたからである。それは像にすぎず、人の助けを必要とする。
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