ruth 1: 1

◆残されたナオミ／士師が世を治めていたころ、飢饉が国を襲ったので、ある人が妻と二人の息子を連れて、ユダのベツレヘムからモアブの野に移り住んだ。

ruth 1: 2

その人は名をエリメレク、妻はナオミ、二人の息子はマフロンとキルヨンといい、ユダのベツレヘム出身のエフラタ族の者であった。彼らはモアブの野に着き、そこに住んだ。

ruth 1: 3

夫エリメレクは、ナオミと二人の息子を残して死んだ。

ruth 1: 4

息子たちはその後、モアブの女を妻とした。一人はオルパ、もう一人はルツといった。十年ほどそこに暮らしたが、

ruth 1: 5

マフロンとキルヨンの二人も死に、ナオミは夫と二人の息子に先立たれ、一人残された。

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